五島つばき酵母について
五島つばき酵母発見ストーリー

五島つばき酵母とは、
長崎県五島列島に古来から自生している、
ヤブツバキの花から採取された酵母です。


「椿の花は暖かい」という島の中で慣れ親しんだ言い伝えが発案に繋がり、五島列島に自生するヤブツバキの花から採取、発見に至りました。国内有数の微生物研究機関の協力も得て、分離に成功したこの酵母は、偶然の産物ではありません。
「椿で五島を活性化したい」という強い思いと、その思いに賛同した同志たちにより実現することができました。
この酵母は他に類を見ない発酵力をもち、多方面でその力を発揮する可能性と、未知なる力をまだまだ秘めています。
私たちはこれからもこの酵母を“発見”し続けていきます。
酵母とは
酵母(英語:yeast)は、主に糖をエネルギー源として分解し、アルコールやガスを発生させる、主に酒やパンで応用される微生物の一種です。酵母の種類によって特性が異なる為、製品によって適した酵母を使い分けています。
3つの特徴
耐性
寒さに強い生きた酵母
一般的な酵母は通常、6-9月の梅雨から夏季にかけて酵母の分離を行います。なぜなら酵母活性を確認できる適温(15-25度)がこの時期の気温だからです。しかし、椿は冬に花が咲くため 通常酵母が生息しない真冬に酵母を採取することに成功しました。


「椿の花は暖かい」の言い伝えには、この酵母にヒントがあります。サーモグラフィで実際に椿とバラの温度を計測。比較すると、外気温と差がないバラに比べ、椿の花の子房の部分が周りより高いことがわかりました。これは、子房付近に生息する酵母が椿の蜜の糖分を使い発酵することで、温度を上げていると考えられます。これらのことより、椿より採取された酵母は冬に酵母活性を行うことから、寒さに強い「冷凍耐性」があることが確認されています。
多様性
多種多様な製品展開
椿の花等から、分離に成功したおよそ250以上の酵母の中から胞子形成がみられた酵母を選別し、更に生理学的性質の試験を行い、特に「美容」「健康」「食品」に有用だと思われる酵母を厳選、分離することに成功しました。Saccharomyces Cerevisiaeに属する発芽酵母ですが、パンや酒に留まらず、ワインや魚醤油の醸造への製品展開も行っています。

(五島の椿株式会社)

(杵の川酒造)

(五島列島酒造)

(五島ワイナリー)

(五島の椿株式会社)

(五島の椿株式会社)
信頼性
確かな品質
国際寄託当局である特許微生物寄託センターをはじめとする専門機関などの確かな保管環境と、特許により酵母の知財保護と品質を担保しています。
“五島つばき酵母”は、五島で生まれた貴重な財産です。しかし微生物として生きている酵母を、安全に正確に管理するのは容易ではありません。その為、外部の第三者機関の協力を得て厳重に管理。安心安全に酵母をご使用頂くために品質を確保しています。

五島つばき酵母の
更なる可能性
